Vuforia、Unityを使ってARカメラを作ってみる1


2017-03-21

今回やりたい事

ARカメラアプリを作成。
自前で用意した、対象画像を読み込むと、自前で用意したコンテンツを表示できるようにする

目次

  1. 1. はじめに

  2. 2. Vuforia の設定

  3.     2-1  SDKダウンロード
  4.     2-2  License情報を登録する
  5.     2-3 Target Managerを登録する

    3. Unity の設定

    3-1  SDKダウンロード
    3-2  License情報を登録する
    3-3 Target Managerを登録する

はじめに

2016年がVR元年とまで言われる程、最近ではバーチャルリアリティというものが、
完全に身近なものになってきていると思います。

 

類似のものとして、よく語られるのが、
AR … Augmented Reality → 拡張現実
MR …Mixed Reality → 複合現実
VR … Virtual Reality → バーチャルリアリティ
という感じだと思います。

 

その中でも先日仕事でARカメラを調査する機会があったので、備忘録もかねて記事にしてみようと思います。
色々と調査した結果Vuforiaという高機能なライブラリが無料ライセンスで試せるという事なので、
今回は ARカメラアプリは Vuforia ライブラリを使用し、
コンテンツはUnityにて作成する方針で進めていきたいと思います!

 

2. Vuforia の設定

2-1. SDKダウンロード

Vuforiaのdeveloperサイトにアクセスします
https://developer.vuforia.com/

 

 

右上のRegisterボタンからアカウント登録をし、ログインします。

ログインしたらDownloads タブをクリックし、SDKタブを選択するとSDKのダウンロードページが開きます。
(※このブログを書いている時点ではバージョンVuforia 6.2です)

今回はUnityを使用してコンテンツを作成する予定ですので、
Unity用リンクをクリックし、SDKをダウンロードします。

 

 

vuforia-unity-6-2-10.unitypackage というファイルがダウンロードされたと思うので
(バージョンにより数字の部分はバージョンにより適宜読み替えて下さい)
どこかわかる場所に保存しておきます。

 

2-2. License情報を登録する

SDKのダウンロードが終わったら、次にライセンス情報とターゲットイメージ情報を登録します。

まず、DevelopタブをクリックしLicenseManager タブを選択します。

Add License Key ボタンをクリックします。

 

 

Development … 開発用アプリのライセンス。無償

Consumer     … 一般配布を目的に制作されるアプリのライセンス

Enterprise     … 企業内配布を目的に制作されるアプリのライセンス

となりますので、Development を選択し、

App Name にアプリケーション名を入力します。

今回は 『ARtest』 と入力しNext をクリックします

 

確認画面が出るので、下のチェックボックスにチェックを入れて Confirm をクリックします。

これでライセンスキーの登録が完了しました。

 

一覧画面に、今作成した『ARtest』ができているのが確認できると思います。

 

作成したARtestをクリックするとライセンスキーが確認できます。

このライセンスキーがコンテンツを作成する際に必要となります。

 

2-3. Target Managerを登録する

次にTarget Manager の登録をします。
流れとしては、まずデータベースを作成し、その中に読み込み対象となる画像を登録していきます。
Develop タブの Target Manager タブを選択します。

Add Databasese ボタンをクリックすると、データベース作成画面が表示されます。

・Device  … 端末内に保管する画像のローカルデータベース
(ターゲットを頻繁に変更する必要が無い場合や、立体物ターゲットを利用する場合には基本これが良いみたいです。)
・Cloud    … オンラインで保管されインターネットを介して照会される画像ターゲットのデータベース
・Vumark … 端末内に保管するVuMarkのローカルデータベース

 

今回は Name を 『ARtestDB』 Type を Device 選択し、Create ボタンをクリックしてデータベースを作成します。
一覧から作成した『ARtestDB』をクリックすると、ターゲットを作成する画面に遷移します。

 

 

Add Target ボタンをクリックするとターゲット追加ウィンドウが開きます。

Type にはそれぞれ Single Image(画像ターゲット), Cuboid(マルチターゲット), Cylinder(シリンダーターゲット), 3D Object(立体物ターゲット)
とあるので、今回は Single Image を選択し、ターゲットにしたい画像をアップロードします。
Width は下に説明書きで

Enter the width of your target in scene units. The size of the target should be on the same scale as your augmented virtual content. Vuforia uses meters as the default unit scale. The target's height will be calculated when you upload your image.

と書いてあったのをGoogle先生に尋ねてみたのですが、今一つわからなかったのですが、
メートル単位で指定すると書いてあったので、とりあえず『1』と入力しておきました。
Add ボタンを押して作成を完了すると一覧画面に、今作成したターゲットが表示されていると思います。

この時に重要なのが、 Rating という項目です。
画像の認識度を表すレートなので、ここが最低でも☆4つ以上になる画像を選択する方が良いと思います。

ターゲット名をクリックすると、名前や画像の変更、Rating、特徴点(画像を識別する為の情報)の確認、等ができます。

 

確認したら一覧画面から作成したデータベースを選択肢、
Download Databases(1) ボタンをクリックしするとダウンロードウィンドウが表示されます。
今回はUnity を使用してコンテンツを作成しますので、Unity Editor を選択して Download します。

ARtestDB.unitypackage というファイルがダウンロードできたと思います。
vuforia-unity-6-2-10.unitypackage と合わせて保存しておきましょう。
ここまでで vuforia 側での作業は完了です。

今回はここまでです。
続きは次回以降に書きたいと思います。